昨年9月に高山市で開催された第5回貨幣革新・地域通貨国際会議飛騨高山大会の大会特集号がIJCCR(International Journal of Community Currency Research)誌から出版されました。
今回も私がGuest Editorとして編集を行い、10本の論文が掲載されています。ご関心のある方はどうぞご覧ください。
また、今回は、私の研究グループで行った日本の地域通貨発行組織への質問紙調査の結果を分析した論文も併せて掲載されています。2016年のまだデジタル地域通貨が多く発行される前までの、日本の地域通貨発行組織がどのような理念を重視しているのか、そして自らの発行した地域通貨をどのように評価しているのかについて分析しています。
2016年までのアナログ地域通貨とデジタル地域通貨の発行形態の違いに応じた発行組織の理念や自己評価の比較も行っています。現在のデジタル地域通貨がこれまでのアナログの地域通貨と類似している点や異なる点についてご関心のある方は是非。