9/14に,新潟県立看護大学にて,「ふれあい実習」の事前学習会のフォーラムに座長として参加させていただきました(今回,写真取り忘れたので文章だけです)。
「ふれあい実習」とは,「上越地域で暮らす人々の生活の場に入って人々交流しながら,地域文化や価値眼が看護に及ぼす影響について学び,考える」ということを目的に,事前学習,農山村部での宿泊を伴う現地実習,そして事後学習と成果発表をおこなう一年生向けの実習だそうです。私は,この実習に携わっている看護大学の徐淑子先生のコーディネートの下,事前学習会に参加することになりました。
実際に私が参加したのは事前学習会のパート3の「ふれあい実習」フォーラムでした。そこでは,はじめに上越市東部の大潟区,安塚区,浦川原区という三区住民有志による演劇集団である「素人芝居大安浦」で制作した「義母とともに」をDVD上映し,脚本・演出担当理事の渡邊浩一氏,団員の石塚総子氏,そして上越市観光振興課職員の丸田健一郎氏という三名の方に紹介・解説をしてもらいました。その後,民俗学者の真野俊和氏と真野純子氏の両名が加わって,さらにお話を伺いました。私は看護大学の飯吉令枝氏と共に座長として参加させていただきました。
渡邊さんの「芝居づくりは地域づくり」という信念は非常に興味深く,「義母とともに」も高齢者介護や地域社会の抱える問題などを浮き彫りにするものでした。学生たちにとっても,何らかの発見があればよかったかと思います。コーディネートしていただいた徐先生お疲れさまでした。