香坂玲編『人口減少期の農林地管理と合意形成』ナカニシヤ出版が出版されます.
第4章の「ゲーミング・シミュレーションを用いた持続的な木質バイオマス熱利用のための地域通貨導入プロセスの設計」を豊田知世(島根県立大学)先生と共著で書いています.地域通貨導入のための住民の合意形成を支援する仕組みとしてゲーミング・シミュレーションを用いた研究になっています.
ぜひご覧ください
香坂玲編『人口減少期の農林地管理と合意形成』ナカニシヤ出版が出版されます.
第4章の「ゲーミング・シミュレーションを用いた持続的な木質バイオマス熱利用のための地域通貨導入プロセスの設計」を豊田知世(島根県立大学)先生と共著で書いています.地域通貨導入のための住民の合意形成を支援する仕組みとしてゲーミング・シミュレーションを用いた研究になっています.
ぜひご覧ください
2024年3月16日から17日にかけて福井県立大学で進化経済学会が開催されます。
今回の学会では、一般報告として「地域経済循環を体験するゲーミング・シミュレーションの開発」(吉田昌幸・小林重人・宮﨑義久・藤原正幸)を報告し、ポスターセッションにおいて「木質バイオマス熱エネルギー活用を通じた地域経済社会の持続的発展のためのデジタル地域通貨導入政策の研究」(吉田昌幸・豊田知世・三浦秀一)を報告します。
ポスターについては、研究業績の方にあげていますのでご関心のある方はどうぞ。
昨年9月に高山市で開催された第5回貨幣革新・地域通貨国際会議飛騨高山大会の大会特集号がIJCCR(International Journal of Community Currency Research)誌から出版されました。
今回も私がGuest Editorとして編集を行い、10本の論文が掲載されています。ご関心のある方はどうぞご覧ください。
また、今回は、私の研究グループで行った日本の地域通貨発行組織への質問紙調査の結果を分析した論文も併せて掲載されています。2016年のまだデジタル地域通貨が多く発行される前までの、日本の地域通貨発行組織がどのような理念を重視しているのか、そして自らの発行した地域通貨をどのように評価しているのかについて分析しています。
2016年までのアナログ地域通貨とデジタル地域通貨の発行形態の違いに応じた発行組織の理念や自己評価の比較も行っています。現在のデジタル地域通貨がこれまでのアナログの地域通貨と類似している点や異なる点についてご関心のある方は是非。
2019年9月に岐阜県高山市で開催された、第5回貨幣革新・地域通過国際会議飛騨高山大会(RAMICS2019)が、日本政府観光局の2020年度国際会議誘致・開催貢献賞 国際会議開催の部(中・小規模)に受賞しました。
高山市のインバウンドの取り組み、国際会議を通じた地元住民の取り組み、大会期間中に地域通貨を発行する試みなどが評価されたようです。高山のエネポやさるぼぼコインなどとの連携で国際会議を開催できたことが評価され、非常に嬉しく思います。
ここで発表された論文などはすでにIJCCR、EIER、JPE誌などで特集号が組まれ、本年3月に出版されるIJCCR誌においても特集第2号として掲載されます。また、これに関して2月25日13:20からオンラインでセミナーが開催される予定です。第二部で、「地域通貨を媒介とする世界の研究者と地元の行政・実践者のコラボを通じた産学官金融合型 MICE による地域活性化」と題して、大会組織委員長の西部忠(専修大学)氏と事務局長の小林重人(札幌私立大学)氏が話をすることになっています。
セミナー情報についてはこちらからどうぞhttps://www.jnto.go.jp/jpn/news/20210129_2.pdf
日本政府観光局HP:https://www.jnto.go.jp/jpn/
昨年9月に高山市で開催された第5回貨幣革新・地域通貨国際会議飛騨高山大会の大会特集号がIJCCR(International Journal of Community Currency Research)誌から出版されました。
今回私がGuest Editorとして編集を行い、8本の論文が掲載されています。ご関心のある方はどうぞご覧ください。来年3月には大会特集号の第2巻を出版する予定です。
毎年10月に上越市で開催している、建築トークイン上越ですが、本年度は「語り継ぐ上越〜原風景から”現”風景へ〜」というテーマのもと、オンラインで開催されます。
10月10日と11日にかけてZoomを活用して行います。上越在住のゲストの原風景をもとにして上越市の新たな魅力を見つけることが今回のテーマとなっています。
本年度はオンラインのため参加費は無料です。関心のある学生はぜひ参加ください。本学の学生も参加予定です。自宅でできない方は本学で会場を用意しております。
参加希望の方はフライヤーに記載されているQRコードから参加申込をしてください。
International Journal of Community Currency Research (IJCCR)誌上に小林重人(札幌市立大学)、宮?義久(仙台高等専門学校)との共著論文 Historical transition of community currencies in Japan が掲載されました。1990年代から2016年までの日本における地域通貨の立ち上げた792の事例の特性を分析したものです。ご関心のある方はこちらどうぞ。
Kobayashi, S, Miyazaki, Y and Yoshida, M (2020) ‘Historical transition of community currencies in Japan’?International Journal of Community Currency Research Volume 24 (Winter 2020) 1-10;?http://www.ijccr.net; ISSN 1325-9547; DOI?http://dx.doi.org/10.15133/j.ijccr.2020.001
共著者として関わった西部忠編『地域通貨によるコミュニティドック』専修大学出版会が2019年度進化経済学会賞を受賞しました。進化主義的制度設計という理論枠組みや、それをもとにしたコミュニティドックという観点から地域通貨の導入をとらえる政策論、そして国内外の実践調査結果が掲載されています。
2019年9月11日から15日にかけて岐阜県高山市の高山市民文化会館で開催された第5回貨幣革新・地域通貨国際会議が無事終了しました.
前半2日間の研究者会議では21カ国からの参加者による新たな貨幣イノベーションや地域通貨,補完通貨などについての研究成果が報告されました.2日目のガラディナーは飛騨高山美術館でおこなわれ,会場や地元料理だけでなく,高山めでたや太鼓,花火(!)などで多くのだしものが行われ,大変素晴らしいものでした.3日目のエクスカーションでは高山市で発行流通されている地域通貨エネポがどのように入手できるのかを体験できる木の駅プロジェクトツアーと家具のまち高山をめぐる飛騨の匠ツアーが無料で行われました.4日目と5日目は実践者会議で日本や外国における地域通貨の実線事例の紹介やワークショップ,ブース出展などをを通じて様々なアイデアの共有が行われました.実践者会議では,木の駅プロジェクトの会議や一般向けの企画が他にも行われ,2000人ほどの来場がありました.
私自身は,今回大会組織副委員長とプログラム・学術委員長と主に研究者会議の方を担当しました.あわせて,研究報告,ポスター報告,そして実践者会議では研究成果をブースにて展示しました.個人的にも様々なフィードバックをいただき,充実した5日間となりました.また,今大会から本部RAMICSの役員(Management Committee)メンバー9名のうち1名に選出されました.今後とも貨幣イノベーションや地域通貨,補完通貨の研究や実践に関わることになります.
本大会の開催は,高山市の方々,特に地域通貨エネポを発行管理されているNPO活エネルギーアカデミーの方々(特に山崎さん,澤さん),地域通貨さるぼぼコインを発行管理されている飛騨信用組合の方々(特に山腰さん),飛騨産業の本母さん,広報を行ってくれた佐賀さんなど様々な方々の協力がなければ実現することはありませんでした.ここで深くお礼申し上げます.
次回は2年後,RAMICS2021はブルガリアのソフィアで開催されます.
2019年9月11日から15日に開催されるRAMICS2019のパンフレットができましたのでお知らせします.
また,本大会の前半研究者会議では,Best Paper Awardが設けられました.scientific articleを対象に審査され,受賞論文には300ユーロの賞金が授与されます.
アブストラクトの投稿は4月30日です.ぜひ投稿ください.
RAMICS2019のHP https://sites.google.com/view/ramics-2019-takayama/top
RAMICS2019 Best Paper Awardについて https://ramics.org/2019/04/12/ramics-best-paper-award-japan-2019/