論文賞受賞(日本シミュレーション&ゲーミング学会)

日本シミュレーション&ゲーミング学会にて,小林重人・吉田昌幸・橋本敬(2013)「ゲーミングとマルチエージェントシミュレーションによる地域通貨流通メカニズムの検討」『シミュレーション&ゲーミング』Vol.23, No.2, pp.1-11を中心とした地域通貨ゲームに関する研究に対して,小林重人氏(北陸先端科学技術大学院大学)と共に論文賞をいただきました.

地域通貨ゲームは2003年の北海道苫前町で始め,その後2009年頃から大幅な改訂を加えて現在に至っています.今回これらの業績を評価していただき大変嬉しく思います.

ゲーミング・シミュレーションは,ゲームの体験することによってプレイヤーがそれぞれ各自の「リアリティ」を認知し,それを言語化し他のプレイヤーと共有していくことで,「もうひとつの世界」を構想する上で優れたものであると思います.地域通貨を地域に導入するという「もうひとつの世界」を現実に構築していく過程で様々な利害関係者が関わることのできる場を構築できます.

今後とも全国で声をかけていただいた地域で地域通貨ゲームを行うと共に新たな問題設定の下改良を加えていくつもりです.

 

建築トークイン上越2017に参加してきました

今年で9回目となる建築トークイン上越2017に参加しました.建築を学ぶ学生や院生を中心に講師陣も含めて総勢100名ほどの人数で行われ,本学からもゼミ生を中心に学生・院生が14名参加しました.

本年度は高田を舞台にまだ見ぬ魅力の再発見と観光の街としての再構築を行うことを目的に,高田の中心部,南本町周辺,世界館家東本町周辺,寺町と4つのエリアを区切ってそれぞれ企画を提案するものでした.

10/14には午前中にまちあるきをし,午後からワークショップと中間発表,夜は月影の里で懇親会.10/15は朝からワークショップと最終報告,そして昼食会が宇喜世で行われました.

高田世界館を中心に雁木通りでの映画祭,雁木をのれんで飾る,花を使った寺町の観光地化などおおっと思うアイデアがたくさん出てきました.

東京から来た建築を学ぶ学生たちだけでなく本学の学生たちにとってもよい機会となりました.

来年機会があれば靗山荘に泊まりたいです.

建築トークイン上越2017のお知らせ

東京や長野,新潟の建築系の大学が中心となって例年行っている岩室塾実行委員会が主催している「建築トークイン上越2017」が10月13日から15日にかけて上越市高田地区を中心に行われます.

本年度のテーマは「リ・デザインマップ高田」ということで,高田の魅力を再発見して「リ・デザインマップ」をつくる予定となっています.

今年は上越教育大学の吉田ゼミが中心となって参加する予定です.他の学生の方も参加可能ですので関心のある方は私あるいは下記の連絡先まで連絡ください.

参加申込:talkin.joetsu2017@gmail.com

 

「上教大生が直江津の魅力を動画で発信!」動画配信

JCVと上越教育大学体験学習受講生がコラボして作成した番組が動画配信されました.

上越教育大学の図書館や食堂の紹介,直江津のまちあるきポイントや祇園祭について学生たちがレポートしています.

動画は以下から見ることができます.

是非どうぞ.

「上教大生が直江津の魅力を動画で発信!」

新潟日報「地ラボニイガタ」で紹介されました

新潟県内の大学で行われている地域プロジェクトを紹介する新潟日報「地ラボニイガタ」で昨年度行った直江津のマップづくり事業が紹介されました.

昨年度本学体験学習の受講生が直江津をまちあるきしてマップを作る事業です.

マップは以下から見ることができます.

ご関心のある方はどうぞ.

ちなみに本年度はJCVとコラボして直江津の魅力を伝える番組を作成しました.

こちらについては近日ネット配信を予定しています.

体験学習M:あるいて発見!直江津の魅力を伝えるマップを作ろう!:完成編

「シェアハウス大町」入居者募集中

上越市の大町3丁目にある町家を改装した「シェアハウス大町」で学生を対象にした入居者を募集しています.

女性限定ですが,町家に住んでみたい方,高田町内のお祭りやイベントに関わってみたい方など是非募集してください.

詳細は以下のURLから見ることができます.

http://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kenjuu/sharehouse.html

体験入居もできますし,7/9には見学会も開催されます.

詳しくは上記のURLあるいは,上越市建築住宅課へどうぞ.

 

JCVと体験学習の受講生が一緒に番組を作りました

体験学習M「世界に発信!直江津の魅力を伝える動画を作ろう!」を選択受講した本学学部1年の学生4名が,上越ケーブルビジョンの番組「すまいるone」とコラボして直江津の魅力を伝える番組を作りました.

学生たちが直江津をあるいて発見した風景や親鸞ゆかりの寺,八坂神社や祇園祭,マゼランペンギンでまちを盛り上げていることなどを学生たちがレポーターとなって紹介しています.

本学の学食や図書館などの紹介もあり,本学教室で収録も行いました.

初回放送は7/2です.JCVを入れている方は是非ご覧ください.

ご協力いただいたJCV,上越市の方々には感謝いたします.

来年度も続けて行ければと思っています.

4th. International Conference on Social and Complementary Currencies

5/10から5/14までスペインのバルセロナにあるOpen University of Cataloniaが主催した4th. International Conference on Social and Complementary Currenciesに参加してきました.

今回は日本の地域通貨の2000年代以降の動向を数量的に分析したものになっています.今後この成果をもとに質的調査を進めていく予定です.

この国際会議は学術会議と実践者によるワークショップなどの二部構成で毎回行われています.また地域通貨による市も開催されています.次回は2年後2019年に日本で開催されます.国内外の地域通貨研究者や実践者の多くに参加していただけたらと思っています.

Historical transition of community currencies in Japan (Shigeto KOBAYASHI, Yoshihisa MIYAZAKI, Masayuki YOSHIDA), 4th. International Conference on Social and Complementary Currencies, Open University of Catalonia, Barcelona, Spain (May 10th,2017)

第25回ペンギン会議全国大会での報告

2016年12月4日に上越市の直江津屋台会館で開催された「第25回ペンギン会議全国大会」にて本学「現代社会論」受講生が調査を行ってきた結果を「直江津活性化プラン:マゼランペンギンの特色を活かして」というタイトルで報告させていただきました.

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平成30年度の新水族博物館オープンにあわせて昨年度から行っている直江津地域の地域活性化の取り組みをふまえた上で「情報発信・PR」「ペンギンのまち直江津」「気軽に街に行ける交通手段」という3つの観点から提案をしました.

ペンギン会議とはペンギンの研究者や愛好家,水族館関係者などが集まって情報交換を行うことが目的になっているようです.その中で水族博物館を活用した地域活性化という違った視点からの報告を行うこと後押ししてくれたペンギン会議の上田一生さんや,取材を引き受けていただいた上越市の新水族博物館整備課,地域振興課,上越市立水族博物館の方々には大変感謝いたします.

当日報告のファイルはこちらから閲覧できます.

直江津地域活性化プラン:マゼランペンギンの特色を活かして