カテゴリー別アーカイブ: 授業

「上教大生の一生」すごろく

本年度の公民教材開発論では,吉川肇子(2009)「すごろくで語るライフヒストリー」『シミュレーション&ゲーミング』19(1),pp.1-8.を参考にして,「上教大生の一生」というすごろくを作成する授業を行いました.

学生には,以下の規定を基に自由にすごろくを作成してもらいました.

規定

  • ゲーム対象は上教大への入学を考えている中学3年生
  • プレイヤーは4-5人で,ゲーム所要時間は40分
  • スタート時点を中学生3年生とすること
  • ゲームの中に,a)中学から高校まで,b)上教大での四年間,c)卒業後10年間,d)その後,という四つのステージを導入すること
  • b)のステージとc)のステージのいずれかで二つの分岐をいれること
  • すごろく版は,A3用紙一枚で作成すること
  • おもしろくすると同時に,教員になることの醍醐味や待ち受ける困難などを学ぶことができるゲームにすること

また,作成に当たって,各ステージでどのようなイベントがあるのかについて作成シートに記入してもらい,グループ全体で調整を行う方法をとりました.作成されたゲームは実際にゲームを行いながら評価を全員でつけてもらいました.

本年度初めて行うこともあってどうなるかと思いましたが,すごろくの作成は歴史や社会のプロセスを学習する上で効果的な手法ではないかと考えるようになりました.来年度もゲームの作成を授業に取り入れていく予定です.

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上越教育大学での地域通貨ゲームver.3の実施

11/27と12/4に上越教育大学の現代社会論受講者を中心に地域通貨ゲームを実施しました。

今回のゲームは9月にJAISTで行ったものと同じゲームですが,11/27は紙幣型,12/4はLETS型というように,二種類の地域通貨を用いました。

今回のバージョンでは,(1)地域外との円の流出入(地域外からの収入−地域外での購入支出),(2)地域の内外両方で販売しているアイテム(地域内での販売価格>地域外での販売価格)の選択,(3)ボランティアの実行率(ボランティアを一回提供する毎に次のターンの地域外からの収入が5%減少)という3点が地域通貨導入前後でどのように変化をするのかについて見るのと同時に,地域通貨ゲーム前後でのアンケート結果を検討することで,地域通貨ゲームでの取引行動が参加者の意識にどのような影響を与えるのかを検討するという目的を置いています。

詳細な結果はこれからですが,取引行動の結果を見てみると,地域通貨導入後は(1)全体的に地域外からの収入−地域外での購入支出が黒字に転じていたり,(2)地域内部でのアイテム選択割合が増えたり,(3)ボランティアを断る割合が減ったりという結果が見えてきました。12/11に行ったデブリーフィングでは,二回のゲーム結果を皆で見ながら行動を振り返りましたが,銀行からの借金が膨らんでくると,地域通貨よりも円でアイテムを販売するようになったり,ボランティアを断ったりするなどいろいろ考えていることも見えてきました。

今回同じ設定で紙幣型とLETS型の二つのタイプの地域通貨を用いてゲームをしましたが,学生たちはLETS型の方がよいという回答が多かったです。LETSのマイナス残高については使っているときは不安だったという参加者もいましたが,仕組みを説明して理解してもらえたようです。ただその一方で,紙幣型では円への換金ができるように設定していたので,換金可能な紙幣型が良いという意見もありました。さらにいえば,自分ならば地域通貨を使わない。円一種類が良いという意見もありました。地域通貨ゲームをしたからといって地域通貨がよいものであるとすりこむことはできないようです(もちろん地域通貨が良いものであるとすりこむことはゲームの目的ではありません)。

これから詳細な結果の考察をしていきますので,その成果が上がったらまたここで報告させてもらいます。

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ゲームで社会科授業を活性化しませんか?

10/31から以下の日程で,上越教育大学の志村先生,小島先生と共にゲームを使った社会科授業の活性化についてセミナーを開催します。

詳細は以下の通りとなっています。社会科の授業などでゲームを活用したい先生方でお時間のある方はぜひ参加ください。

参加は,以下のホームページから登録できます。

ちなみに,私は11/28担当で,地域通貨ゲームを題材に,ゲーミングの作製について話す予定です。

 

テーマ:ゲームで社会科授業を活性化しませんか?
開催日程
第1回 10月 31日(水) 18時30分~20時00分
 志村喬(社会科教育領域)担当:社会科教育におけるゲーム教材の発生・展開につ
いて,具体的で易しいゲーム体験を交えて解説します。
第2回 11月 14日(水) 18時30分~20時00分
 小島伸行(法・宗教社会学領域)
第3回 11月 28日(水) 18時30分~20時00分
 吉田昌幸(経済学領域)
場所:
上越教育大学学校教育実践研究センター  セミナー室1

*詳細は下記HPをご覧下さい。
http://www.educ.juen.ac.jp/seminar/public/detail?seminarCd=95

地域通貨ゲーム参加者募集!

11/27と12/4に上越教育大学において地域通貨ゲームを行います。11/27は紙幣型,12/4はLETS型で行う予定でいます。

つきましては,関心のある方はぜひ参加ください。今のところ15名ほど募集しています。

時間はそれぞれ12:30から14:30です。

参加希望者は吉田(yoshida@juen.ac.jp)まで連絡ください。

 

地域通貨ゲームver.3を実施しました

9/29に北陸先端科学技術大学院大学で開催されたJAISTフェスティバルにおいて,地元中学生を対象とした「一日大学院」が開催され,北陸先端科学技術大学院大学の橋本敬先生と小林重人先生,そして橋本研究室のメンバーの方々と一緒に地域通貨ゲームver.3を実施しました。

 

さて,実施本番は事前に考えていた以上にスムーズに進み,最初はおとなしかった生徒たちも次第に元気にそして楽しそうにゲームをしてくれて安心しました。

今回のゲームでは,ボランティアをすることによって次のターンの収入が5%減るという仕組みをおいたり,ターン毎でそれぞれの販売する商品でどれくらい地域通貨を受け取るかを決めるルールをおいたりして,地域通貨導入後の行動の変化を見る仕掛けをおきました。

 

地域通貨ゲームの結果の一部を公開します。

結果の詳細については,これから分析していきますが,今回対象が中学一年生とあっていろいろと仕組みをシンプルにしなければならず大変でした。しかし,その過程で地域通貨について改めて考えることができました。今回このような場を設けていただいた橋本先生と小林先生,そしていろいろな意見を頂いた橋本研のメンバーに感謝です。

公民教材開発論プレゼン大会

2/3にほっとステーション五番館(高田本町5丁目)にて,公民教材開発論のプレゼン大会を行いました.

本年度は,商店街の活性化の現状と課題というテーマの下,

(1)まちづくり会社

(2)本町商店街で開業5年以内の店舗

(3)本町商店街で開業50年以上の店舗

(4)小学校や高校での商店街での授業

という四つのサブテーマをそれぞれのチームに分かれて取材をしてもらいました.

プレゼン資料は後ほどアップします.

本年度も本町コンシェルジュの田鹿さんに大変お世話になりました.ありがとうございます.

公民教材開発論(4)プレゼンファイル公開

公民教材開発論のプレゼンファイルを公開しました。

pageの講義・ゼミの「2010年度公民教材開発論プレゼンファイル」からご覧ください。

プレゼン内容はパワーポイントのスライドショーあるいはPDFファイルでご覧いただけます。あわせて職人の技を動画で見ることのできるグループもあります。

公民教材開発論(3)プレゼン大会

2/3に本町5丁目にある,ほっとステーション五番館にて,公民教材開発論のプレゼン大会を行いました。

まずはじめは,竹内泰正堂さんのグループ。

このグループは竹内泰正堂さんの歴史や三代目ご主人の紹介などを行った後,お店で製造されている練り切りとカステラの製造方法を動画や写真などを使って詳細に取材されていました。ご主人の動作や手つきなど非常によくわかるプレゼンでした。

ちょっとだけ取材されています。

次は,お茶の正香園さんのグループ。

このグループははじめにお茶の歴史や正香園さんで販売されているお茶やのりの種類や保存方法などをプレゼンした後,

習ったお茶の入れ方を実演してくれました。

なぜか,プレゼンしているメンバーが飲んでますが。ちなみに,ティーバッグをペットボトルに入れて水出しでもおいしく飲めることも実演してくれました。

最後は,トータルリビング上越紺太さんのグループ。

このグループははじめに眠ることの大事さを説明した後に,上越紺太さんの紹介をしてくれました。その後,

まくらをもった奥君が登場しました。彼,実際に紺太さんで枕を作ったようです。ちなみに,今持っている枕はこれまで使っていた枕だそうです。

枕を作る際,このようなカルテに記入します。プレゼンではこのカルテを渡して項目ごとに皆で内容を見ていき,オーダーメイド枕を作っていく過程を追体験していきました。

奥君。作ってもらった枕に満足していました(この枕は今まで使っていた枕です)。

最後に,お世話になった田鹿さんから講評。

皆さん,短期間の割にはよく頑張りました。

さて,今回プレゼンに使用したパワポの資料ですが。後日アップロードする予定です。関心のある方はご覧ください。